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2013年12月 8日 (日)

NGC7822 & Ced214付近

先日ムービーでも公開したあららぎ高原遠征時の作品を公開します。


改造デジカメ6D+コーワプロミナレンズの組み合わせをカラーチャンネルとし、ε180ED+ML29050のL画像と一部星の色をLRGB合成した作品です。
カラフルな星の色を短時間で取得し、L・RGB共にS/Nが向上するこの手法を、カラーアシスト方式と呼んでいます。

Ngc7822_1500pix


Ngc7822_crop


<NGC7822 & Ced214付近>

撮影地:長野県阿智村浪合あららぎ高原
撮影日時:2013年11月23日(土曜日)18:14~
撮影機材:タカハシ ε180ED(500mm F2.8)、FLI ML29050(-35℃冷却)、NJP赤道儀(K-ASTECモーター改造)、アストロドンLRGB Gen2フィルター、Superstarガイドカメラによるオフアキシスガイド、β-SGRフォーカサー、EOS6D(SEO-SP4改)+コーワ プロミナー(350mm F4)レンズによるカラーアシスト
露出時間:(ML29050) L10分×21枚、RG10分×2、B10分×4、(EOS6D改)8分×23枚(ISO1600)※ε180EDと同時撮影
合計露出時間:474分(7時間54分相当)
使用ソフト:MaximDL(撮像)、CCDstack(ダーク・フラット処理・カラー現像・コンポジット)、ステライメージ7(レベル補正・DDP処理)、PhotoshopCS6(色調補正・コントラスト処理・ノイズ低減処理)

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天体写真」カテゴリの記事

コメント

あぁ、これ撮らなくて良かった(-。-;
まず目に行くのが諧調の滑らかさ。
これはどうやってんだろ?!
淡い物、明るいもの、そのどちらも同じクオリティに仕上げてしまうのは流石です。
これ見てると撮りたくなりますが、絶対こうはならない保証があるので(笑)やめておきます(汗)
今までモノクロでのRGBは手間と時間が掛かる割りには、S/N上がらなかったですし、Lとの釣り合いも取れて無い上にボカして合成するので折角のLの諧調を損なってたような気もします。
このカラーアシスト方式ではその大きな穴を綺麗に埋める事が出来ますよね。
処理も中々大変そうですが、流石はよっちゃん、既に確立されてますよね。

あ、スーパースター良いですね。
昨日実感しました。
感度めっちゃ高い印象です。
しかも超低ノイズで、撮影にも使えるのでは?と思いました。
マキシムでのDLスピードはロードスターより早い?印象でした。
ガイドでは無く、ピント合わせに2秒露光とかしただけですがね。
PHDでほぼ完璧なガイドが出来ました。
ピクセルが細かいので、拾い過ぎるので設定には少しコツがいりますね。
ロードスターの半分位の動き幅で上手く行くようです。
PHDではビニング出来ないのが痛いです。

投稿: slo | 2013年12月 9日 (月) 10時43分

sloさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
階調なめらかですか、良かった。実はこの日はうす雲が何度も何度も通過して、21枚中5枚以上がうす雲でにじみ、他の4枚は月の出後のL画像で明るくなってる
素材を無理やりエクセルでレーティング表を作り、どれをどれだけブレンドするかっていうのを検討していたぐらいです。
結局はCCDstack2の異常値除外で切り抜けることが出来たのですが…。なので、Lを21枚撮ってはいますが実効は15枚程度ではないかなと感じます。
この対象は見た目で騙されるのですが、実はとっても淡く、初めて撮った人は「あれ?何でこんなに写りが悪いんだろう?」っていう対象だと思います。
パッと見、明るい散光星雲っぽく見えるからでしょうね。

カラーアシスト方式は画像処理において、まだ手探りで、どうやったら高品位に再現性良く処理出来るんだろう?と考えながらやってるのでいつもよりも何倍も時間が
かかっています。そのうち手法が固まってきたら、さくさく処理したいものですね。

Superstar良いですか!
僕も同様に感じましたので、これは個体差ではなくてチップの差なのでしょうね。
ほとんど輝点ノイズがなく、最初僕もびっくりしました。
ただ、仰るとおり設定にはコツや慣れが必要なのでしょうね。僕はビニングガイドに逃げています(笑)
とりあえず今までのLodestarではマキシムでガイドが出来なかった(星がダンゴ状態)ので、これが回避出来ただけでもほっとしています。
sloさんの久々の作品、楽しみにしていますよ!

投稿: よっちゃん | 2013年12月 9日 (月) 18時33分

こんばんわ、よっちゃんさん。sloさんのおっしゃっているとおり階調がなめらかです。

全体に、まとっているなんというかメラメラしてる分子雲みたいな物が。。階調や色の差が区別分けされているというか・・メラメラなんだけど透明感があるというか。。いや~なんかうまく表現できないです。簡単に表現できないです。これ自分の写真でも出したい。。

投稿: tarobu | 2013年12月 9日 (月) 21時07分

たろぶ~さん、こんばんは!
コメントいつもありがとうございます。
後半月明かりが煌々とある中で無駄に?枚数を追加したせいもあり、Lが21枚も撮れたおかげか、背景はノイズ処理なしでもプリントに耐えうる画質になったみたいです。
この領域は不思議で、星雲本体の外周にG成分の強いモヤっとした分子雲?みたいなものが1枚あるみたいな感じです。
今まで縦構図であまりその広がりが分からないままでしたが、今回でそれがほんの少しだけつかめたような気がします。

>全体に、まとっているなんというかメラメラしてる分子雲みたいな物が。。階調や色の差が区別分けされているというか・・メラメラなんだけど透明感があるというか。。

ははは、何かほめてるんだかけなしてるんだか分からない感想で思わず笑ってしまいました。
面白いですね、けどたろぶ~さんの仰りたいことは何となく分かります。
そうなんですよ、言葉で表現出来ない事柄を表現する媒体こそがアートの世界ですよね。
僕はまだその境地に達するには未熟すぎます。
先程もsyoshi-さんにこの画像でダメ出しを1点頂きました。
すっごく微妙で僕も気づかない色の部分なのですが、さすがsyoshi-さんです。さっそくその意図を7割ぐらい汲んで修正しました。
人にアドバイスや指摘をもらうのは、大事なことですよね。

投稿: よっちゃん | 2013年12月10日 (火) 00時35分

よっちゃんさん

こんばんは。
いつも素晴らしい写真拝見してます。コメントは久々ですが楽しみに見させていただいてます!
(自分のブログはままなりませんが…)
よっちゃんのブログを参考に晴れない最近は機材をいじって過ごしてます。

ところで、最近自分の写真を見ていて気になっていたことがあるのですが、今回のよっちゃんさんの写真にも見られるので質問させていただきます。
今回の写真の2枚目の上部と下部の中央あたりの星にスパイダーの光条とは別に、もう一本3本目の線が入っていますが、これは普通のことなのでしょうか?
星によって入ったり入らなかったりで、周辺部の星に多く出る気がしていますが、自分には原因がよくわかりません。
今年になって気づき、気になっています。
これは、なんともならないのでしょうか?
僕もε160でオフアキをしているので、プリズムが悪さをしているのか?とも思ったのですが、まだ確認はできていません。
もし、なにか知っていましたらご教授いただければと思います。

質問ついでにもう一つですが、主鏡センターマークのスリットとスパイダーの十字をどのように一致させていますか?
少しずつ回転させるしかないでしょうか?
こちらも何かよい方法がありましたらお願いします。

投稿: θ | 2013年12月10日 (火) 19時52分

θさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
写真を褒めて頂いてありがとうございます。
光条の隅っこに縦線ありますよね!アレ、なんでしょうねー。僕も良く分からないけど、そのままにしてます(笑)
いやー、あまり気にしてなくって…。けど、何かがさえぎってるのでしょうね。
お役に立てず申し訳ないです…。

あと主鏡マークとスパイダーですが、これら両者はあわす事はないです。センタリングチューブ内の糸十字とスパイダーですかね。
スパイダーのティルトの調整は円形ステージ中心穴からレーザーを向けることで主鏡へ向きを調整しています。

こちらもあまり役に立てなくて申し訳ないです。
もし勘違いな回答でしたら、また聞いて下さい。

投稿: よっちゃん | 2013年12月10日 (火) 22時22分

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