デジタル画像ハンドリングの掟
僕が日頃何となく則っているデジタル画像ハンドリングの鉄則というか掟について、以下に綴ってみた。
■過飽和による白トビ・黒潰れで同値になってしまったピクセルエリアの階調再構成は不可
■行き過ぎたシャープネス処理の復元は出来ない
■彩度を高め同値になってしまったピクセルエリアの階調再生は不可(色飽和)
■画像サイズ変更による解像度劣化は復元困難
■画像のどこかに必ず飽和点を設定する
■シャドウポイントの設定値は自由、但しデジタル素材が持つ品位と絵作りを考慮する
■高コントラスト処理は印刷時の各色256階調以内かつ大きく下回らないように設定
■ノイズ処理はリサンプリング前に行うのが最も効果的。但し、過処理による近隣ピクセルの
拡散状態(ぼかし)は後々復元出来ない
いずれも基本で重要なことだが、誰しもが忘れてしまいがちな内容。
もっと綴ることがあるかもしれないが、今回はこんなところで。
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