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2013年9月13日 (金)

6D現像時のカラーノイズ比較

6Dのカラー変換処理を、どのソフトで行うのが最も天文的にベストか?

実際に比較してみました。

まずは、作例の全体像。
ISO6400で撮ってます。

Iso6400zentai

これを、

① ステライメージ7
② デジタルフォトプロフェッショナル
③ フォトショップCS6
の3者で比較してみました。

当然ながら、全てのノイズ処理はOFF、シャープ処理もOFFです。

200%部分拡大画像が以下。


① ステライメージ7

Si7




② デジタルフォトプロフェッショナル

Dpp




③ フォトショップCS6

Ps


いかがでしょう?
その差は歴然としていますよね。


GIFアニメでもご覧下さい。

Hikaku


というわけで、比較の結果として独断的に採点すると

1位 フォトショップCS6 90点
2位 デジタルフォトプロフェッショナル 78点
3位 ステライメージ7 45点

となり、フォトショップCS6に搭載されているRAW現像が圧勝でした。

ステライメージのベイヤー・カラー変換というコマンドは、淡い対象を処理する上で、全く
天文向けではないということが歴然としています。





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画像処理」カテゴリの記事

コメント

heart04
こんばんは。大変勉強になります。
しかし、私にはまったくわかりません。
よっちゃんのつけた点数はともかく、「大勝」の意味も。
私の順番は逆だと思っています。
SIはざらついていないし「私好み」ですね。
あとの二つは個人的には大して有意差を感じません。
詳細な判断基準(サイエンスではないので、官能的な判断でいいです)を教えてください。
これをお聞きしたら 「よっちゃん好み」がわかりますね。
所詮、趣味なのでひとそれぞれでいいと思っています。

投稿: 優香 | 2013年9月13日 (金) 18時53分

優香さん、こんばんは。ご無沙汰しています。
こんな記事が勉強になるとは嬉しいです。
本当は天体素材で比較画像が掲載出来たら良かったのですがね。

この比較画像ですが、簡単に言えば「処理素材は、出来る限り化粧をしていないスッピン肌の方が良い。」
ということでしょうか。
パッと見は確かに、ステライメージ7の方がツブツブのカラーノイズは少ないです。
けど、よく見てみて下さい。中央左側にうっすらと赤い大きな縦縞模様があるのがお分かりでしょうか。
この素材のように、下地段階で大きな半径値のノイズ処理を施されてしまうと、後から何枚これをコンポジット
してもこの縞模様がまだらに残ってしまいます。

コンポジットを前提条件とするなら、出来る限りこういったカラーノイズは細かい砂嵐のようなツブツブのRGB
であることが理想です。冷却CCDのRGB画像がまさにこれに近いです。CCDは単枚で鑑賞すると粒状的な
砂ノイズが目立ちますが、こういった細かいノイズというのはコンポジットした際に飛躍的に滑らかに変身して
くれます。要は、「処理は自分でやる。だから(ソフト側で)余計な処理はしないでくれ」ってことなんですよね。

好みの問題というのも幾分はあるかもしれませんが、これは明らかにコンポ後の仕上がりの良し悪しに影響する
部分なんです。なので、アストロアーツには是非ここら辺を改善して頂きたいですね。

投稿: よっちゃん | 2013年9月13日 (金) 20時08分

デジタルフォトプロフェッショナル(DPP)とPsの違いですが、僕がパッと見て思うのは…

・DPPはカラーノイズの彩度の高いピークを削る程度の下処理がすでに施されている。
・だから、Psと比較して半径の大きめなブロックのカラーノイズになってしまっている。
・それに対してPsは、ベイヤー⇒カラー変換処理に伴う画像解像度の劣化が純粋に残されているだけで
 、その他の要因つまり区画的なブロックノイズ系の下処理は感じられない。モノクロRGB合成との
 比較差は、まさに「ベイヤーであること」以外見当たらない部分に可能性を感じます。

というわけで、説明不足でしたが、コンポジット後の画質という観点で見ればPsが最も素材性に優れている
と言えると思います。ファイルサイズも最も大きかったですよ。

投稿: よっちゃん | 2013年9月13日 (金) 20時13分

一目両全ですね。
SIは有り得んにしても、DPPでも若干のコンプ、リミッターが薄く掛かってるような感じを受けますね。
風景写真ならまだしも、天体写真。
それもコンポジットを前提とした場合このSIの内部処理は意味が分からない。というか意図が分からないですね。
その点PSは流石ですね。
何も足さない、引かない。
こうやって比べなければ、分からない事ですが、SIを信じて使ってる方としては何とも言えない結果となりましたね。

早く6Dでの超ハイスピード化が実現すると良いですね。
楽しみです。

投稿: slo | 2013年9月13日 (金) 21時04分

sloさん、こんばんは。
コメント頂きありがとうございました。
体調が心配ですが、Webを見れる程度の元気が出てきたようで安心しております。
今日はウチの子供がレストランでいつもながらに夕食を食べないものですから「もし今日ここで食べなかったら、夜どんなにお腹が空いても
絶対に食べさせないよ!」と叱りました。で、案の定今になってお腹が空いた、と泣きさけんでいます。
ここで食べさせたら子供は喜ぶのですが、生活習慣のしつけには良くないですよね。きっと夜食で腹を満たして(ホットケーキなんて食べたい
と言ってます…)また食べるべき時に食べないという悪循環に陥ってしまいそうです。僕は子供にかなり甘いタイプなので、ちょっと変えて
いかなければなと思ってる今日この頃です。

前置きが長すぎました、本題ですね(笑)
sloさんが仰るように、音楽というか音質と画質って似ていますよね。
僕も昔は録音に凝っていたことがありますので、コンプ・リミッターについては同じように感じます。
ワンショットのコンポなしで成立し得る星景写真ならまだしも、微弱な光・色彩を強調する天体写真にはステライメージ7のようなノイズ処理
・圧縮処理は逆効果ですよね。星景写真などを想定して作られているのでしょうか?それとも、単に製作者が天体写真の深い部分まで分かって
おられないのでしょうか。Psはその点優れていますね。これを4枚なり16枚コンポジットしたら、あっと見違えるような滑らか画質になる
のが手に取るように分かります。さすがだと思いました。

6Dのハイスピード化、一応記事で告知はしてみたものの、色々と不安がつきまといますね。
システム全体の重量もかなり増すでしょうし(以前のガイド鏡・バンド含めた子亀は3kg、今回は4.3kgで重心位置も高いです)、
ピントやガイドも成功するのか心配ですよ。
ただ、「光を多く集めることは正義」という信念だけは間違っちゃいないと思いますので、何とかこのまま押し通してみたいと思います。
良い結果が出て、僕みたいな重量系ではなく、もっとコンパクトなシステムで一般普及すれば楽しいですね。
イプシロン130を2台搭載してやるっていうのも、面白いかもしれません(笑)

投稿: よっちゃん | 2013年9月13日 (金) 22時24分

よっちゃんさん、こんにちは。
すみません、ちょっと前の投稿への質問です。
PSでのカラー化が良いというのは非常に良くわかりました。ノイズを忠実に読み出し、これをコンポジットするのが好ましいということですね。
そこで質問なのですが、よっちゃんさんは実際どのような手順(ソフト)でダーク、フラット、カラー化、コンポジットをされていますか?
CCDstackを使用した場合、RAW画像に対してダーク、フラット補正を行い、そのままカラー化するプロセスになるかと思います。要するに一旦こちらのソフトでダーク、フラット処理を始めると途中保存がTIFかFIT形式しか対応していないため、PSのCamera RAWが利用できないジレンマに陥ります。
よっちゃんさんは最初にPSで全ての画像(ダーク、フラット、実際の画像)を全てカラー化してからCCDstackで処理をされているのでしょうか?それともCCDstackのカラー化もPS同様すっぴん美人で出力されることを検証済みだったりしますか?もしそうだと一連の作業が楽でいいのですが。
基本的な部分ですが、この辺教えて頂けるとうれしいです。
よろしくおねがいします^^

投稿: eijyonjyon | 2014年5月20日 (火) 11時15分

eijyonjyonさん、横から失礼します。私はよっちゃんと同じだと確認済みですが、CCDStackにてダーク/フラット処理後にカラー変換をしてからコンポジットしております。カラー変換後の拡大画像はちゃんと確認していませんが、コンポジット後の画像については、申し分無く、すっぴん美人でございます!みなさんも使用されていますので、安心してCCDStackでコンポジットまでの処理をしていただくので大丈夫です。

投稿: 近江商人 | 2014年5月21日 (水) 00時58分

eijyonjyonさん、大変お返事遅れまして申し訳ございませんでした。
近江商人さんにすでに回答頂いていますが、やはり「カラー現像をどのソフトで行うのか?」がポイントだと思います。
ステライメージは6であれ7であれ、不要なスムージング処理が入りますのでコンポジット素材向きではなく、1枚ものの星景写真などには向いているかもしれません。
CCDstackやMaximDLなどがいいのでしょうかね。
読み込み形式などに対応出来る・出来ないなどの弊害があり、それぞれのPC環境などで試行錯誤しながら渡り歩くしかないですよね。
私のフローは近江商人さんとほぼ近いものなので、参考にされてください!

投稿: よっちゃん | 2014年6月 8日 (日) 09時37分

近江商人さん、フォローありがとうございました!!

投稿: よっちゃん | 2014年6月 8日 (日) 09時40分

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