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2013年7月

2013年7月31日 (水)

長焦点の有利性について無理やり考えてみる

短焦点と比較した場合の長焦点の有利性を無理やり考えてみた。
モチーフとして星像を使ってみた。(星雲でも同じ)
長焦点や微小ピクセルのカメラは、星という被写体を一見過剰にサンプリングするため、
星が1つのピクセルに収束せず、ある程度の面積(階調情報)を持っている。
対して、短焦点は極端に言うと星という被写体をサンプリングするにはピクセルが不足
しており、1つのピクセルに収束してしまうことがある。
両者(下図①と②)は強調プロセスにて全体が飽和に至るため、見かけ上の直径は同じ
程度に見えてしまう。
ただし、②は階調情報を持っており、それを特定の処理を施すことによって見かけ上の
直径を小さくすることが出来る。つまり、解像感を引き上げる余地があるということ。
対して①のアンダーサンプリング星像は1つのピクセルにしか飽和点が存在しないため
それを後処理で加工することは出来ない。
カメラレンズの短焦点などで星々が大小もろとも全てピクセルに収束し、全写野が星で
埋め尽くされ処理の自由度が失われてしまう要因の1つは、上記に起因するのだろう。

これは撮影が理想状態での話で、他の諸条件を無視した机上の理論だが、まぁ大まか
に言えばそんなところか。

Photo

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2013年7月24日 (水)

フラットナーとTOA35レデューサーの中心像比較

GS200RCのフラットナーとTOA35レデューサーの比較画像をGIFアニメで掲載します。

Flatnertoa35rd_hikaku2

焦点距離が違うことによる拡大率の差は、鑑賞者側で脳内補完して下さい。
どちらもML29050のL10分露光1枚、ピクセル等倍です。

星の形の美しさではフラットナーが良く、中心像のシャープさはTOA35RDが良いみたいです。
周辺は今回の光軸調整後試写が出来ていないのですが、大体見た目的に両者似たような
星の大きさになるのではないでしょうか。
フラットナーはとにかく全面均一な星像が容易に得られ、逆にTOA35RDはじゃじゃ馬です
ね。使いこなすのが難しいですが、努力して使いこなそうという気にさせられる組み合わせ
でもあります。

光軸調整も済んだので、早く星空を試写してみたいです。

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2013年7月21日 (日)

BF73.5mmシステム画像

備忘録としてBF73.5mmのシステム写真を貼っておきます。

_mg_0399_2

まだアルマイト処理をしていないので、全体的にシルバー色になってます。
サポートリングと支えのステンレス丸棒以外は基本的に黒アルマイトにしようかと思ってます。サポートリングの3点はM4のボールスクリューを使っています。これによってピントの
繰り出し時、M4をゆるめなくてもそのままボールが回転しスライドしてくれます。
GSRCJ90の光路長は15ミリなのですが、調整のため浮かせていますので実質16mm強と言
ったところ。このパーツはGS200/250必須ですね。

_mg_0407

システム自体はたわみなく頑丈に出来ているので、後は光軸やBFの追い込み次第ですね。




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ベランダ備忘録

GS200RCとTOA35RDのBF調整を週末より開始しています。
まずは合焦位置。
近景ではなく無限遠の星にフォーカスした際、想定より6ミリ程度短い結果となりました。
以下が、修正後の図面です。


Bf735mm_2

BF73.5mmではAパーツ群のリング構成を20mm+15mm+12.5mmで考えていましたが、
実際には20mm+12.5mm+10mmでピントが出ました。
リングの組み合わせは多種用意しているので、これについては問題はありません。

問題は光軸調整。
綿密過ぎる計画って初っ端からコケることがある、という経験則ですが、これにつまづいて
ます。
上図にあげたパーツ構成で星を試写してみるのですが、中心像はシャープ、左側はまぁまぁ
、右側がボケている、という症状が改善されません。
これは以前ペリカン星雲を試写したときと同様の症状で、センタリングスコープに十字線を
張っても改善は見られませんでした。この時点で「これは時間かかるな」と痛感。

問題点は何かと考えた結果、どうやら副鏡のセンターマーク自体が光学的なセンター位置
にない(物理的センターにはあるみたい)ようです。
光軸調整で重要な指標であることは間違いないのですが、いったんこれをオフセットする
ことを敢行。ベランダで実際に星を試写しながら、センサーのボケ方向と同じ方向の副鏡
調整ネジを緩めたりします。すると当然ながら主鏡と台座のつじつまが合わなくなります
が、それは一旦無視。(具体的には主鏡がズレると星がコマ状に伸びてしまいます。)
星の形状は無視して、あくまでも像面がフラットになることを優先に副鏡を微調整します。
そして、ある程度四隅が均一になってきたら、今度はあらためてカメラをセンタリングスコー
プに付け替えて主鏡および台座の調整を行います。このとき、副鏡のセンターは当然ズレ
ていますが、オフセットが目的なのでこの要素は無視します。
その後もう一度カメラをつけて星空を試写します。すると前よりも良くなっているはずなので
、その状態でさらに上記同様の繰り返しで追い込みをかけます。

GS200RCは主鏡・副鏡が共に双曲面で構成されているせいか、調整のシビアさはとも
かく購入時の指標(センターマーク)自体にも疑いをかけていかねばならないようです。

とは言え、これを行うことで、フルサイズフォーマットでも許容出来る像を結ぶ可能性を
十分秘めていることを実感した次第です。GS200RCの良像範囲もさることながら、TOA
35RDの性能が高く、それを引き出すためにはシステムや光軸調整含めた総合的な
スキルアップが必要だと思い知りました。

まずは上図BF73.5mmの構成で光軸をバッチリ決め、その試写結果をベンチマークに他の
BFでも比較検証出来ればと考えています。

何にせよ、時間のかかる調整ですね。

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2013年7月19日 (金)

ようやく月面テスト

GS200RCでようやく月面をまともに撮影出来ました。
とは言っても、うす雲の中であることには変わりないのですが。
高度がそこそこだったので、まだ先日よりはシャープに写りました。

Moon1200pix


2013年7月19日の月面
GS200RC(TOA35RD使用)、ML29050
Rフィルターで露出0.01秒


Moon1200pix_mid





Moon1200pix_large_2


月面撮影はほとんど経験がないため、この画像がシャープなのかどうか分かりませんが
先日のボケボケ画像の事もあり、自分としては満足です。

月面ってエリアによって被写界深度の影響を受けるのですね。
僕はそのことを知りませんでした。

その後星を写そうと思ったら…、雲が厚くなり終了です。
まぁ、明日またテストします。

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2013年7月18日 (木)

ゼロ調整

イプシロン180EDのスケアリング調整リングの調整ゼロで、スケアリングが四隅綺麗になり
ました。以下が、CCDインスペクターの画像です。

Isp


スケアリング調整は傾き0の原点位置です。
ベランダの試写レベルですが、十分な結果ではないでしょうか。

ただ、星像の形についてはまだ課題を抱えており、そこらは今後の課題。
ライバルで言うと、ふぇにるさんのように美しい輝星像が理想です。
syoshi-さんレベルの域まで、あとちょっとかな?

まぁ、この悩みが解決しただけでも、大いに躍進!
今までは、ゼロ調整でここまではならなかった。

補正レンズの座りの見直し、あとML29050自体のレーザーによるスケアリング調整が
複合的にプラス作用しているのでしょう。

イプシロンについては、これにてちょっとお休みになります。
しばらくはGS200の調整に専念しなければ。



ということで、今夜は先日紹介したBF調整システムで自宅ベランダから月面を撮影
してみました。光軸調整も快適で、サポートリングのおかげで一度合わせた光軸は
全くズレません。

_mg_0395


しかし…月面はほとんど雲の中で、合焦確認で終了を余儀なくされてしまいました。

_mg_0392_2

<高度15度のおぼろ月>


全くダメな画像しか得られませんでしたが、それでもピントの位置だけは把握出来て良かったです。

Ccd_image_37

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2013年7月15日 (月)

GS200RC+TOA35RD BF調整システム(実写版)公開

昨夜ご説明したシステムの実写バージョンです。
本日ようやく組み上げることが出来ました。

今回特にトークが下手ですが、興味ある方はご覧下さい。

 

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GS200RC+TOA35RD バックフォーカス調整準備完了

タイトルの件、ようやくしばたさんよりパーツが届きBF調整準備が完了しました。
今回は図面やデータ値を公開していますので、おそらくGSでレデューサーシステム
を構築されたい方にとっては有益な情報だと思います。

興味のある方は、以下ムービーをご覧下さい。

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2013年7月14日 (日)

ガイドその他について熱く語る(syoshi-さんと)

天気の悪い3連休。
天体写真ファンにとっては退屈な休日を過ごされてる方も多いと思います。

そんな中、syoshi-さんとガイドその他について熱く語ってみましたので暇な方は
聞いてみて下さい。
2時間近くあるトークですが、話題で出てくるキーワードとしては、

PHDガイディング
ガイドマスター
ガイドウォーク
ファインダーガイド
光軸調整その後
自動導入
ASCOM
ステライメージ7
平日遠征
フォトコンテスト
CCDinspector
R200SS

等があります。
寝る前などに、天体写真トークのシャワーを浴びるような感じで聞き流す程度に
聞いてみて下さい。

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2013年7月 7日 (日)

ε180ED光軸調整の最新報告

本日はε180EDの光軸調整の最近の結果について、ムービーで説明しています。

興味がある方は、ご覧下さい。

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先記事の補足ムービー

実施前と実施後の比較動画(GIFアニメだと画質劣化が酷かったのでこちらに投稿)
1080p対応。


   

追加でもう1点。   



M42wide

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新たな処理方法

海外の人たちはどういうプロセスを踏んでいるのかを考えながら処理していたら、
思わぬところで、今までとは全く異なる手法での処理を発見した。

かつてPSであれこれ手法を発見した中ではベスト3に入るぐらい。
…画期的過ぎる。

この手法を用いると、過去やっていた処理が馬鹿らしくなる。

僕はいつも過去に完成とした画像自体に再処理を加えることはあっても、Fitsファイルの
1から処理しなおすってことはまずない。
けど、もともと海外作風と比べると軟調な処理ではあったので、完成後の追加処理でも
十分にその効果を実感出来る。
実は、ここ最近立て続けにアップした天体画像は(TOPページ含む)、全てこの力を借りている。

人間は楽を覚えると、もう逆戻りできない。
そのうえ精度や表現幅が広がるのだから、常用しない手はない。

Baracrop_3

海外風にアレンジした以前のバラ星雲。
使い方によっては無数のバリエーションがきくが、まだまだそこまで使いこなせていない。

最近PixInsightの勢いが強いですが、まだまだPSも負けちゃいないと実感した次第です。

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2013年7月 6日 (土)

フラット撮影と処理の重要性について

フラット撮影の重要性が最近また見直されているようだ。

他人にフラットは重要か?と問われれば間違いなく重要だと言う。
確かに現像時点やPSにも周辺減光を補正するコマンドはあるが、これだけでははっきり
言って精度が不足し過ぎている。
一般的な写真なら全く問題ないのだが、天体写真、特に淡い対象を描出する上では全く
役に立たないと言っても過言じゃない。

天の川やその他のメジャーな散光星雲を描出するだけなら、さほどその必要性は感じない
だろう。しかし、それだけ明るい対象って夜空に一体いくつあるだろう?
それ以外の暗め・淡い対象は、全て撮影ターゲットから外さなきゃならなくなってしまうこと
になる。M78も撮れない、アンタレス付近も魔女の横顔だって撮れない。何にも撮れない。

逆にフラット撮影・処理を行えば、今までメジャーの10対象しか表現出来なかったものが、
100対象とか200対象とか、より多くのターゲットが視野に入ることになる。淡いvdb天体
も夢じゃない。

なので、初心者が敬遠しがちなフラット撮影や処理は、初心者こそやっとくべきだと思う。
「フラット撮影や処理なしでもこれだけ描出出来た」、と楽観的なスタンスを取る人もいる
が、それでは以下のような淡い対象は絶対描出出来ないだろう。

M78hukin_2

もしかすると、フラットなしでも画像処理のベテランが円形グラデや直線グラデなどを駆使
すれば、フラットなしでもひょっとしたらこういうイメージに出来ないことはないかもしれない。
けど、それはブラシワーク的なペイント作業で、全くお気楽ではないしスマートじゃない。
「必死」こいて2~3日がかりでブラシ作業しなきゃ、こういう淡い分子雲は出てこないはず。

なので、結局のところフラットを正しく撮影・処理するのが一番だってこと。

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2013天体写真の方向性について

スマホと顔料とPhotoshop。
最近の僕の天体写真の方向性を示すキーワードです。

どういうことかというと、
最近の顔料プリンターはディープシャドウに色・階調が出せる(良くも悪くも)
…自己分析すると、まずはここがきっかけになっているようです。
これを導入したのは昨年だけど、自分に変化が見られるようになったのは今年に入って
からか。

そして、ディープシャドウで階調差が表現出来るようになると…

⇒ より暗部を締め、そこに階調や色調を再現したくなる。(紙媒体の場合)
⇒それを映し出す媒体としては、スマホやタブレットなどは何故か相性がいい。
⇒これら相乗効果で、かつてのような暗部の黒つぶれをおそれない方向にむかう。

Batouseiun_2

ブログで活躍される方々の影響もあり、何か自分の中でも変化を感じる今日この頃です。
天気はクソ悪くてむかつくけど、天体写真はホント楽しい。

けど、それを楽観的に受けとめず、好きが故に敢えてしんどいことに真正面から向かいたい。
まずは、その写真に何を感じるか…こういったことをもっと大事にしたい。
精神世界みたいでめんどくさいけど、大勢が結構そういう段階に来ているのではと。
え、あなたもそう感じてましたか。僕も最近思ってました。

僕は、一枚の写真を見せられて、瞬時に一体何項目の言語変換&発案が出来るのだろうか?
…とか何とか考えながら、便所の中でスマホ片手に人様のサイトを覗き見する。
見た瞬間が大事だ、と便所でぶつぶつ言いながら画像を開く。
…けど、なかなかどうして、これが難しい。何も出てこないこともある。
これは、きっと自分に足りない部分だと。
だったら、やらなきゃ。
いつやるか?
…まぁ、今は撮影時期に入るので機材整備とかあるので今月半ばぐらいからやろうかと。

そこで感じ取ったものを脳が補正信号に翻訳し、画像処理へと移行するわけですが…。
その翻訳能力が足りてないんだろう。
そもそも、僕はあまり感受性というか感情表現が上手じゃないと思ってる。
けど、そんなヤツでも天体写真は出来るはず。
ただ、Photoshopの画像処理コマンドを知ってるっていうだけでは、ダメなんだろう。

結局、翻訳⇒道具(コマンド)の選択という脳内の変換処理が、まだまだ遅いってことかな。
「翻訳」とか「変換」とか、色々難しい言葉を出したけど、結局「感じる」ための努力みたいな
ものが必要ってことなんでしょうね。
ストレートに「感じる」ための環境をわざわざ用意するっていう意識づけのことかな。

そういう観点からすれば所詮道具に過ぎないPhotoshopだが、これはやっぱ僕にとって
無くてはならない存在だと思った。

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2013年7月 4日 (木)

180ED用 β-SGRリング到着とオフアキシステム完成

180ED用 β-SGRリング到着とオフアキシステムが(ほぼ)完成しましたので、映像で公開させて頂きます。

これで週末晴れればε180EDで撮影してきたいと思います。
非常に楽しみです。


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2013年7月 3日 (水)

天体画像の初見診断

天体写真作品を見せられたときのファーストインプレッションって大事ですよね。
この瞬間に何を感じるのか、そしてどういう補正をすべきなのか症状を見極める力
が大事ではないかと思います。

今回は、syoshi-さんと互いの天体写真作品を見せ合い、その画像にどういう課題点
があるのかを批評し合いました。
こういうやりとりは、お互いにとっても有意義ですし、公開する価値があると考え
今後出来ればシリーズ化出来ればと思います。

天体写真の画像処理の方針に悩まれる方は、是非ご覧下さい。

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2013年7月 2日 (火)

天体写真処理の指導について考える

画像処理カテゴリーの記事は4月以来。

M8m20

以前、天体写真の評価方法は減点方式と言いましたが、よりシビアに見るなら掛け算で出す方が現実的のような気がする。
例えば、①空・気象条件 ②ピント ③ガイド ④光軸 ⑤画像処理  ⑥プリント みたいに評価項目を分け、
それぞれ①~⑥の乗算値で算出すれば、結果相応の点数になるように思います。
このうちどれが1つでも0点だと、たちまち全体が0点になってしまう…これが天体写真の難しい部分でしょう。

これら⑥つの分類の中で、個人的に難しいと思われるのは④と⑤。
特に⑤は経験値や感性みたいなものが問われ、なかなか習熟が難しいとされている。
この部分に阻まれた結果天体写真から去っていく方々を見るにつけ、僕はこの技術を問題視してきた。

フローやレシピを公開しても、それはベテランが何十・何百通りの中での1手を見せたに過ぎず、英会話同様、
1文や2文を丸暗記したところで実際の会話は成立しないのだ。

過去に何度も講演などをやってきたが、「聞いたけど、分からない」という方が結構多数に
及んだ。もとから興味がないのか、それとも飲んで忘れてしまったのか。
そもそも、手順の1つを見せ、それを覚えさせようとするのは正しい教え方なのか?
とも反省したりする。僕の教え方にも問題があるのだろう。

ただ、写真を扱う趣味だけに、もっと根源的な部分を説いていかねばならないのではないだろうか。
コマンドやフローを語ることばかりが、天体写真処理の指導なのだろうか。
ベテランが100や1000のコマンドやフローを解説し、それを暗記させるのではなく、むしろ
写真の成り立ちとなる抽象的な何かを悟ってもらうことで、100や1000の技術が一挙に浸透することだってあるはず。


概念的・抽象的・精神論的な話に傾倒しすぎるのも良くないが、そういうアプローチが何らかの鍵を握っている気がする。
音ゲーの連続打鍵の丸暗記でつちかったピアノ奏法は、果たしてヒトを感動させるのだろうか。
本物のピアノ奏者(アーティスト)は、丸暗記云々ではなく何か天から下りてくる神がかりなものに憑依され、
そのエネルギーをあたかも内面から発しているようにさえ見える。

以前僕は、「技術とは色々な手法を手癖になるまで反復練習し、その呪縛(意識)から抜け出したとき(忘れたとき)
に初めて自分のものとなる。」と言いました。
その理屈とはある部分で矛盾してしまうのでしょうが、これはこれで真理ではないかと。

写真へのリスペクト(敬意)なしに天体写真家の大成は有り得ないはず。

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