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2013年4月21日 (日)

アンタレス付近

先週みつえ牧場で久々に天体写真を撮影しましたので、公開します。

750pix_4


<アンタレス付近>
2013年4月13日 0:35~
イプシロン180ED(F2.8)、NJP赤道儀(K-ASTEC改造)、FLI ML29050冷却CCDカメラ(-35度冷却)、FS60CBガイド鏡+ATIK16ICガイドカメラ、β-SGRフォーカサー
L10分×6枚、RGB10分×1枚 を南北2コマモザイク 合計露出時間:180分
奈良県御杖村みつえ高原牧場


この日はkiriさんとH川さんと3人で集い撮影していました。
kiriさんと僕とは、同時刻に同じ対象を同じ南北モザイクで、露出時間もフィルターも全て同一での撮影でした。全てが同じ条件だと共感があっていいですね。
当日はシーイングが非常に良く、ガイドグラフの揺れもなく、今までにない解像度でこの全貌
を捉えることが出来ました。

翌日このエリアを撮り増そうと石川県のsloさんの撮影地まで赴いたのですが、空自体は暗かったものの、シーイングが悪く前日のような星像は再現されず仕舞いでした。あまりに星像が肥大するので露光を途中で中断し、撮影もせず疲れで車中で朦朧としてしまうこともありましたが、sloさんたちとの食事や語らいによって癒された遠征でした。

というわけで、結局今年のアンタレスはL6枚のみの露光となりましたが、みつえの空とシ
ーイングのおかげで何とか救われた感じです。


大きな画像は以下です。

1100pix_2


近々、遠征記の動画などをアップします。

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天体写真」カテゴリの記事

コメント

よっちゃん、こんばんは。
よっちゃんの好きなカラフルな領域ですね。いやー本当にきれいな色の広がりをうまく撮影されてますね。
L画像の等ピクセル画像を見せてもらいましたが星像の小ささ、輪郭のシャープさは本当に申し分ない状態で撮影ができたんですね。この日はわたしもこの領域をカメラレンズで狙いましたが、問題を抱えながら良い星空を生かし切れませんでした。
しかし、6枚でこれだけシャープになめらかに画像をアップするよっちゃんの技術はすごい。
よーし、カメラレンズで太刀打ちできそうにないので、イプにkissを付けて8枚モザイクで対抗してみよう。ははは、嘘です。

投稿: syoshi- | 2013年4月21日 (日) 18時54分

syoshi-さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
syoshi-さんの作品も素晴らしいですね!先程HPで拝見させていただきました。
この領域で迷うところは、やはりアンタレス付近のガスの色合いでしょうか。
私は今回、ステライメージ6のDDPで「s」を選択していますが、syoshi-さん
の作品は強調なしのRGBでの方向性とのことでしたね。
この方向性は非常にナチュラルで安心感のある印象なので、作品にすっと入って
いけますね。私はsyoshi-さんのこういった天体写真の色合いに関する感性が
本当に優れているなと常々思っていますよ。普通はこの対象、がんがん淡い部分
をカラフルに…という方向性に迷走してしまいがちですもんね。
syoshi-さんは、そういうスタンスとは別視点から天体写真を捉えている気がし
ています。
いずれにせよ、こういった色合いっていうのはステライメージの現像初期段階
でほぼ決定付けされますね。後からそれを変更することは出来ないこともありません
が、本質的には変わらないでしょう。
デジカメのRAW現像で言うところの、私は風景モードを選びました。syoshi-さん
はニュートラルとか忠実設定を選びました。…というところかな?
どれが正解ってないのですよね。
どんなモードを使っても、それを美しく仕上げる感性が試されるのだと思っています。
先日syoshi-さんとお互いの画像をスカイプで見せ合いっこしましたが、お互い別
方向ながら両者良い意味で競い合っているなーと微笑ましく感じましたよ。
syoshi-さんと画像処理のお話をすることは稀ですが、最終的にはここら辺の技量っ
て最低限度は必要だと思っていますので、今後も処理についての情報交換も頂ければ
嬉しいです。技というよりも、syoshi-さんの写真に対する感性の部分などを聞かせ
て頂ければ嬉しいです。

あれ?何か妙にかしこまった文章になってしまいましたね(笑)

このアンタレスの素材は、syoshi-さんもご存知のように金曜日の晩の最高のシーイ
ングで得られた画像です。今まででは考えられないぐらいシャープに写っていたせいか
今回プリントの際、一切のシャープ処理をせずに出力しました。こんなことは、最近
では殆ど記憶にないぐらいです。

やっぱり、1に撮影2に撮影、34がなくて5に画像処理って感じでしょうか。
今回でおそらく、ガイド鏡やATIKガイドカメラは最後になると思います。

ようやく長かった冬眠から目を覚ますことが出来そうです。
次からが、僕の今年の本番!といえるよう、今からあれこれ準備を進めたいと思います。

GWの後半ですが、また和歌山で集いませんか?
ふぇにるさんにも会いたいですし、Rつさんの最近の活動成果もお聞きしたいです。
メインとして、赤道儀の件でお世話になるつもりではいますが、是非お声かけ頂ければ
と思っています。
GWの後半の週末辺り、是非とも宜しくお願いします!

投稿: よっちゃん | 2013年4月21日 (日) 19時16分

言葉が出ないですね。
めっちゃシャープ。うん。
兎に角シャープ。

去年より控えめなのかな?
下をあんまり立ててないので、そう感じるのかもしれませんね。
このまんまプリント出来るってやっぱ理想の完成型ですね。
羨ましい~

次回また機会があればご一緒させて下さい。
楽しい撮影でしたね。

投稿: slo | 2013年4月21日 (日) 22時06分

sloさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
この素材は本当にシャープに写ってくれました、拡大画像でもちょっと分かりづらいのですがM4とかアンタレス右上の小さな星団の写りは圧巻でした。
これはピントとか光軸っていうよりも、シーイングの影響が大きいでしょうね。
ご要望のPRO-1のサンプル写真等、本日メール便でお送りしました。明日到着する予定です。
このアンタレスも入れています。
昨年はカメラレンズで遊んだだけでしたが、イプで撮影した2011年や2010年と比較すると、明度やガンマを暗め・濃い目に振っています。
いわゆる、スマホ対応ってヤツですよ(笑)
さすがにLが6枚にRGBは1枚オンリーだけなので、コントラスト強調の限界に挑むというよりは、プリントして一番発色の良い明度になるように
抑制したという感じです。
2枚モザイクすると、6000万画素近くありますので、流石にA4サイズでは持て余してしまう印象です。
やっぱ2夜にかけて撮影し、A3ノビ以上で滑らかにプリントするのが良いでしょうね~。
まぁ、この対象は毎年必ず狙うエリアでもありますので、来年以降ゆっくり気長に付き合っていきますよ。
PRO-1は素晴らしいプリンターです、sloさんも是非!
え?エプソンの業務機に行く??(笑)

投稿: よっちゃん | 2013年4月21日 (日) 22時17分

いやー、どうもご無沙汰です。
ようやく少しづつ落ち着いてはきたんですが、なかなか・・(^^ゞ

RGB各1枚でも、非常に見事な色彩表現で見入ってしまいました。
良シーイングでの画像のみの使用ということもあって、構造描写もシャープネスも見事ですね。特にアンタレス付近のガスのうねりがこれほど見事なのは初めて見た気がします。

投稿: uto | 2013年4月24日 (水) 12時18分

utoさん、こんばんは。ご無沙汰しております。
コメントありがとうございました。
RGB各1枚ですが、ノイズ処理をしたのでカラーノイズ的な要素はごまかせたと思います。
ただ、Lは何しろ6枚だけですので、そこで頭打ちになってあまり強調は出来ませんね。
A4プリントしたときのざらつきを見極めながら、過度の強調はせずに仕上げたつもりです。
シーイングのせいなのか、それとも翌日の石川県での遠征時にたまたま黄砂とかエアロゾルとか、そういう違う気流が流れた夜空だったのか。
ちょっと分からないのですが、とてもじゃないけど翌日の遠征時の素材は使えない状態でした。
なので、ほとんど撮らずにその日は車内でぼーっとしていましたよ。
そんな遠征3日間でしたが、こうやってご評価頂くと嬉しいですね。
ハイライトはsRGB色域を超える高彩度のエリアですので、プリンターの設定に苦労しました。
結果として、純正プロファイルに補正カーブを入れたものを採用しました。
純正プロファイルって、それなりに考えてつくられたものなんだなぁ…と思ったプリント作業でしたよ。

投稿: よっちゃん | 2013年4月24日 (水) 19時33分

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