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2013年1月26日 (土)

<中級編>0カットによるガンマ調整について

本日の話は、ステライメージの極意とも言われるコンテンツを盛り込んでいます。
RGBのFits画像を実際に処理している部分は必見です。

20分以上の解説となりますが、出来れば何度か繰り返しご覧頂き習得してみて
下さい。

<鑑賞方法>
まずは再生マークをクリックし、動画右下(全画面)をクリックして下さい。(ない場合はyou tubeボタンをクリック)
次に画質マーク(右下4番目)をクリックして1080pで拡大表示すれば、一番奇麗に見えるようです。










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画像処理」カテゴリの記事

コメント

これはとても重要なことですね。
私はよくレベル調整に戻ってヒストグラムを変化させていました。

デジタル現像のかかり具合の基本的な説明がHELPにでもあれば
よかったのにと思います。

デジ現のときに「0カット」コマンドの他、RGBのヒストグラムが出て
スライダーを変化させられたら、どんなにか便利でしょうね。

次期SIではできることを期待してます。

投稿: ジョジョ | 2013年1月26日 (土) 20時02分

ジョジョさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
本当にそうですよね、こういった大事なプロセスなのですがステライメージの現行版はどうしてこんなにバグがあったり不案内・不親切なんでしょうね。
次のバージョンで改善されることを願っています。
0カットは、まぁノーマライズのピーク合わせと似たようなものでしょうが、0から裾野までのオフセット量を変化可能な調整スライダーなどがあれば
いいですね。あと、sssとノーマルのブレンド比が変更可能にしてほしいです。

投稿: よっちゃん | 2013年1月26日 (土) 21時14分

ああ!これは感謝感激です。私もベランダGP-Dさん同様ガンマが効いたり効かなかったりするのはなぜだと思っていました。
SSSにすると星がどぎつくなりすぎてやった事もありませんでした。
なるほど、RGBの立ち位置の違いのせいでそれを整えてやると正常に操作できるのですね。
これはステライメージの解説書では一言も触れられていない気がします。こんな重大な事なのに。
教えていただき感謝します。
どうも最近RGBのコントラストがばらばらで後処理でトーンカーブをうねうねさせないとまともな色が出ず苦労していたのですが、どうもこれが最大の原因のような気がしてきました。
早速今夜は過去画像を処理したくなってきました。
よーし、今夜は徹夜で画像処理だ!
すごく楽しみになってきました。ありがとうございます。

投稿: T-Fix | 2013年1月26日 (土) 21時27分

T-Fixさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
喜んで頂いて嬉しいです、僕もずっとこの症状に疑問を抱いていて、思い切ってCANPで自分が講演している最中に投げかけてみたんです。
こういった0合わせの対処法があるので良かったものの、そうでなかったら効いたり効かなかったりと実用にならないと思います。

おお、徹夜で画像処理ですか!
よし、僕もやる気になってきましたよ!
今から僕もウォッチしに土浦まで車で向かいます!(嘘)
SI6時点でいかにロスなく奇麗に引き出すか、がやっぱり今後の僕の目標でもあります。
SI6は捨てたもんじゃないどころか、これらを知っていれば本当に素晴らしいソフトですよ!
海外のソフトは、パラメーターあっちこっちさせて最終はいい感じのところで「エイヤ!」みたいなところがありますもんね。
自分の中で明確な絵作りの方向性がある場合は、海外ソフトよりもSI6の方が自由度が高いと思います。

投稿: よっちゃん | 2013年1月26日 (土) 21時33分

超重要情報ありがとうございます。
ムービーを見るたびに、過去の画像を再処理したくなりますが、撮影そのものが好きというのも有って、新しい素材を得るまで、中々実践していませんでしたが、先ほど過去の画像をいじって見ましたが、お話の通りガンマスライダーの変化が、綺麗にきまりました。

カメラアダプターに問題がありそうで、色々考えているのですが、よっちゃんさんは、望遠鏡とカメラの接続はテーパーの部品見たいな物で接続しているのでしょうか?

投稿: sekita | 2013年1月26日 (土) 22時12分

ガンマについて、公式ガイドブックなどではあまり触れられていなかったので、よく意味が分かっていませんでした。
早速動画の方法で過去の画像を再処理してみよう!と思ったのですが、よっちゃんさんのに比べて元画像があまりに貧弱すぎて・・・
まずは撮影のほうを頑張ります!

投稿: はーど | 2013年1月27日 (日) 00時46分

このRGBの0カットは低空の対象などでは特に有効でしょうね。
自分ではカラーバランス取れてるな、って画像でもこれ一発かましてやるとなんだかスッキリします。
ここからLRGB合成に入って行くのでしょうが、その前の下処理って非常に重要ですよね。
そんな意味でもフラットとLRGBの合成ストレッチが半分以上鍵を握ってるのでしょうかね?
私もT-Fixさんに続いて朝まで特訓します!

投稿: slo | 2013年1月27日 (日) 01時26分

名前まで登場させて頂き、無知である事が、全国的にバレてしまいました^^;恥ずかしいな~。。。
0カットですね。最初の頃のイラストを使ったムービーで、「おお!」って思っていました。
説明を聞いて納得です。

理論的な解説とクオリティの高い画像は、よっちゃんにお任せして、私は、もっと庶民的な説明を心がけますです(笑)
こうやって公開する方が増えると、もっと天体写真がメジャーになるような気がします。


投稿: ベランダGPD | 2013年1月27日 (日) 02時26分

sekitaさん、こんにちは。コメント頂きありがとうございました。
お役に立てた部分があるなら幸いです。
僕もこうやってムービーで解説することで、色々と再勉強させられる部分があって楽しいです。

カメラADは現在のFLIカメラの場合は特注のテーパー接続しています。
カメラ⇔(テーパー)⇔フィルターホイール⇔(テーパー)⇔補正レンズ
という感じで、よく考えたら全てテーパー接続ですね。

STL11000Mはカメラマウントとかねじ込み等あると思いますが、逆にそちらはどういった接続なんでしょうか。
またご紹介下さいね。

投稿: よっちゃん | 2013年1月27日 (日) 15時48分

はーどさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ガンマや色彩強調マスクは、あまりその実使用例などについて述べられていませんよね。
おそらくそこまでマニュアル化出来るまで、フローが確立されていなかったのでしょうね。
とりあえず実装しました、って感じかな?(笑)
このガンマの処理は、LRGBの場合はLのダメージを抑えながらRGBカラーを強調していけますが
デジカメの場合でガンマを立てると暗部の輝度情報が著しく荒れてしまいます。
それでもデジカメでこういった処理をするしないで、その後の方向性を大きく変化させられます
ので可能性を秘めた部分だと思いますよ。是非、今後も使ってみて下さいね。

投稿: よっちゃん | 2013年1月27日 (日) 15時54分

sloさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
色彩強調マスク(sssなどの)がある限り、このガンマスライダーは重要な位置づけだと思うんですね。
これらを使わずに、「ステライメージだと色が出ない・出せない」っていう結論付けをされている方も
多いと思うんですよ。カラーバランスのオートストレッチとか、今回いくつかの機能が実装されましたが、
僕的には、それよりもこれらのガンマや色彩強調などDDPと併用して行う基本処理が最も重要で優先順位が
高い部分だと思っています。
僕がこうやって声を大きくして主張しなければ、ソフト開発側が動いてくれないってところが残念です(笑)
開発者に「天体写真処理をもっと知ってほしい」と言うのも何ですが、せめてアマチュアから上がった要望
(CANPや星研でかつて言ってきた)にはきっちりと耳を傾けて欲しいものですよね。
どうも、他力本願・商業的な発売前の駆け込み乗車的な思惑が見え隠れしてしまいます。

まぁ、そこら辺りの誠意が完成版でどのぐらい反映されているかってことが、東山さんじゃないですが興味深々です(笑)

投稿: よっちゃん | 2013年1月27日 (日) 16時24分

ベランダGPDさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、この処理をsyoshi-さんやkiriさんらの間で会話としてやり取りしている中で
最も自然に呼称出来たのが「0カット」という呼び名でした。
もしもステライメージが次バージョンでノーマライズはもちろんのこと、0位置からの
オフセット量を任意変更出来るような代替機能を与えられたならば、こういう下ごしらえ
がユーザーに強いられることはないんですよね。
色彩強調マスクのsss⇔RGBノーマルのブレンド比率調整もそうですが、ガンマやDDP含め
こういった基本処理の部分が何よりも優先されるべき事項だと思いますね。
もうあと数ヶ月前に、僕含めたアマチュアに改善要望の投げかけを行わなかった部分が
3月発売前にして残念な部分ですね。

うーん、是非とも改善して欲しい部分ですね。

投稿: よっちゃん | 2013年1月27日 (日) 16時33分

よっちゃんさんこんばんは。0カットのムービー、何度も拝見させていただきました。

RGBを合成する前、それぞれのカットをSI上で下処理しますが、このときレンジ幅ばかりに着目して、最小値を統一するというのはまったくやったことがありませんでした。ですからデジ現の時はほとんどガンマをいじることがありませんでした。というか、ムービーでもご指摘されているとおり「いじってもたいして変わらないから効果ないのか」と思い込みをしていました。
 あと以前のムービーで解説しておられました「色のバケツの量は一定」「ぞうきんを搾り出す」という表現、今回のガンマ値の増減でようやく理解することができました。確かにガンマ値を下げれば星の色はどぎつくなり暗部は色が出ない、逆にガンマを上げれば星のどぎつさは減るが暗部へその分の色が分配される…納得でした。

このあとさっそく自分でも確かめてみましたら、まさにこのように再現することができました。このブログ、本当に私にとってとても勉強になります。ありがとうございます。

投稿: 松林@おいらせ | 2013年1月27日 (日) 21時34分

松林さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
やはりそうですか、僕も最初はガンマなんていじっても意味がないって思っていました。
この辺りが次のバージョンで綺麗さっぱり改善されるといいですよねー。
3月の発売が待ち遠しいです(笑)
ブログも充実され、今後の松林さんの活動も大変楽しみです。

投稿: よっちゃん | 2013年1月27日 (日) 22時46分

よっちゃんこんにちは いつも画像処理動画参考にさせていただいています。レイヤーマスクの所なんて何度見た事やら・・・
ところで質問があるのですが0カットについてですがこれはモノクロCCD等でRGB合成した画像に効果のある手法なんでしょうか?
確かにRGBそれぞれフィルターを通すとヒストグラムの山はずれますよね。
私の場合は冷却一眼を使っています。処理の流れはフラット補正した画像をCameraRAWにてカラーバランスを整えtiffに変換、これをCCDStackにてコンポジット Fits32bitで保存後 ステライメージでデジタル現像と言う流れです。ヒストグラムの左を減算して0カットして揃えていますがデジ一でも0カットは有効なんでしょうか?もしかして必要ないことをしているのかな?とか思っています。

投稿: nonka | 2013年9月20日 (金) 14時51分

nonkaさん、こんばんは。
画像処理ムービーを参考にして頂きありがとうございます。

>ところで質問があるのですが0カットについてですがこれはモノクロCCD等でRGB合成した画像に効果のある手法なんでしょうか?

いえ、デジタル一眼レフでも同じだと思いますよ。
ただ、nonkaさんの処理プロセスはPSで一度16bitTiff化してから、Fits書き出ししてデジタル現像してますよね。
この部分が問題だと思います。一度16bitTiff化すると、その後いくら32bitFits出力しても、デジタル現像で得られる
効果はごく僅かになってしまうんです。なのでnonkaさんの場合は、まず処理プロセスの順序見直しが先決だと
思います。

① RAW画像をDNGに変換。
② RAP2にてダーク・フラット処理(ダーク・フラットダークを両方引けば、おそらく光源色合わせ不要でしょう。
これについては、けんちゃさんが大分以前記事にしていたかと思います。)
③ ②でDNG出力された各画像をCCDStackでベイヤー⇒カラー変換し32bitFits保存。
④ カラー化された各画像を、同じくCCDStackでコンポジット。meanで生成されたファイルを同様に32bitFits保存。
⑤ ステライメージ6.5で、3色分解・0カット・3色再合成・RGBレベル調整・DDP(ガンマ補正・色彩強調マスク併用)
⑥ ⑤終了後、16bitTiffで保存。
⑦ PSを起動し、「ファイル」⇒「指定形式で開く」の手順で⑥の画像を指定。すると、TiffでもCameraRawで開けます。
⑧ CameraRAWにてカラーバランス他を調整し、以降は通常通りPSで処理。

やった事ないのであまり自信がないのと、あと旅先にて間違いがあるかもしれませんが、僕の脳内的にはこんな流れがベースになると思います。

投稿: よっちゃん | 2013年9月20日 (金) 17時45分

よっちゃん ありがとうございます。おっしゃる事よくわかります。確かに一度16bit化した画像を後で32bitにしても意味ないですよね。私の思い込みでRAW現像はCameraRAWが一番良いと思い込んでいたのとCCDStackでRAW現像が出来るのを知りませんでした。それと冷却一眼なのでダーク減算はした事がありませんでした。ダークを引かないときはフラットダークも引いてはだめとどこかのブログで読んだ気がしたのでフラットダークも引いた事がありません。よっちゃんのフローで今度処理してみます。ありがとうございます。

投稿: nonka | 2013年9月20日 (金) 20時29分

nonkaさん、再びコメントありがとうございます。
やった事はないのですが、RAWのカラー変換はCCDStackでも出来たような気がします。
RAPでも出来ませんでしたか?
要するにステライメージでベイヤー・カラー変換をかけさえしなければ問題ないのでし
ょうね。PSは勿論カラー変換可能ですが、問題はそれを行うとアウトプットは16bitTiff
縛りになるので、デジタル現像や色彩強調マスクが使えない事ですね。
個人的な意見ですが、星の見かけ直径がより小さく仕上がるのがPS、けど星の色や階調
が保持されやすいのがステライメージ6.5のデジタル現像だと感じます。
なので結論としては、カラー変換はステライメージを使わず、でもデジタル現像や色彩
強調マスクは用いて星の色を出す。というのが良い気がします。その後のカラーノイズ
処理等は、ご存知でしょうが圧倒的にPSが良いでしょう。

ダークやフラットダークについては、
・引かなければ光源の色合わせの手間が増える。
・引けば光源の色合わせが不要だが、代わりにダークやフラットダーク撮影の手間が増える。
の二者択一でしょうかね。

僕もデジタル一眼レフの画像処理は浦島太郎状態なので、詳しいことまでは分かりませんが、
現役で取り組んでおられる一部のベテランは、多分こんな感じのフローで情報ロスを低減さ
せているような気がします。
僕は非冷却ですが、お互い良いフローがあれば情報交換頂ければ嬉しいです!

投稿: よっちゃん | 2013年9月20日 (金) 21時10分

よっちゃん どうもありがとうございます。家族旅行のおじゃまをして申し訳ございませんでした。道中お気をつけて元気で帰国して下さい。

投稿: nonka | 2013年9月21日 (土) 14時30分

nonkaさん、こんばんは。
すっかりお返事が遅くなってしまいました。
昨日ようやく帰国しまして、本日より出勤しました。
バタバタで遅くなってすみません。
nonkaさんの処理で、僕の提案よりもさらに効果があがる方法があれば、教えて下さい。
宜しくお願いします。

投稿: よっちゃん | 2013年9月24日 (火) 21時21分

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