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2013年1月18日 (金)

ばら星雲

本日は、先週撮影した「ばら星雲」の画像をアップします。

Bara630

「ばら星雲」

2013年1月12日(土曜日)20:20~
<撮影機材>
イプシロン180ED望遠鏡(F2.8)、FLI社製 ML29050冷却CCDカメラ(-40℃冷却)
タカハシ NJP赤道儀(K-ASTECモーター改造)、ATIK16ICガイドカメラ+タカハシFS60
CBガイド鏡、β-SGRフォーカサー
<露出データ>
L10分×19枚、R10分×2枚、G10分×2枚、B10分×4枚 (合計露出時間:270分)
<撮影地>
奈良県宇陀郡御杖村 みつえ高原牧場

※2900万画素データを1350万画素程度にトリミング。実写野はもっと広いです。


中ぐらいのサイズ(横900ピクセル)は以下です。

Bara900



大きなサイズ(横1400ピクセル・上下トリミング)は以下です。


Bara_tri1400pix



この対象は当初、海外の作例打倒ということでウネウネの隆起感たっぷりの作風
を完全コピーする気で臨みました。けど、実際やってみたら似た感じにするのは難しく
ないのですが、どうしてもそのイメージが好きになれないのです。
僕の手が指が、どうしてもそのイメージに持っていこうとしないんですね。
結局、いつもの自分のプロセス通りに処理を進めました。

それにしてもこの対象は処理に悩む被写体です。
出しまくればイイってものじゃない、という代表格かも。
逆に、抑制して階調重視にすればイイってもんでもなさそうです。
まさに中間どころの限られた1点を模索する作業のように感じました。
美の許されるマージン・ストライクゾーンの狭い対象です。
プリントすると、それがより顕著にあらわれました。

軟調だと、地味でくすんだ印象にしかならないし、
硬調だと、とたんに中央部のインク塗布量が減り、単なる色の薄いベタとなってしまう。

この対象の美しさには、思うに大きく以下のファクターがあると考えます。

1.隆起感(星雲のモコモコ・うねり →ローカルコントラスト)
2.空気感(星雲全体にふわっとベールをかぶったような魅力)
3.色彩感(ばら星雲の名をあらわす赤いインパクトある魅力)
4.透明感(特に中央部など、RGBが近づき透明度を増す魅力)

1と2、そして、3と4。
これらのペアは、いずれも相反する要素なのです。
それらを両立させ、かつマキシマムを目指すことは無謀であり不可能でしょう。

そこで僕が考えた結論が以下です。
それは、平均美。
女性の顔でもそうですが、
人の全ての顔や形の平均をとれば、それは美しいものであるという説です。
人は、正常な子孫を残すために、出来る限りその平均に近い姿形を求めると言います。

煩悩の多い僕の拙い処理では、その平均美を一発で得ることは不可能だと判断し、
今回は自分の持ついくつかのパターンの処理をABC全て実施し、それらを後処理で
平均化するような手段をとりました。
そうすることで、スタンダードなばら星雲の作品が仕上がったのではと思います。
もちろん平均美を求めるということは、個性を失うことでもありますけどね。

僕は人に、軟調だねと言われるのも硬調だねと言われるのも嫌なんです。
常にど真ん中。中間を追いたいです。
一方向を猪突猛進するよりも、よっぽどこのど真ん中の1点を拾い上げることの方が
奥ゆかしく、難しいです。

そんなこんなで、色々思いながら処理していたら、1週間近くもかかってしまいました(笑
勉強になりました。

この作品は本日、星ナビに投函してきました。

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天体写真」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。わたくし、青森県の松林と申します。いつも星空の牧場をPCだけでなく、スマホでも毎晩見ながら過ごしています。大変勉強になることがたくさんあります。私もぜひこのような写真を撮りたいものだと常に思いながら、毎日記事を読み返しています。こうした有益な情報を惜しげもなく、しかもわかりやすく解説していることに大きな敬意を表します。こうして天文のすそ野がひろがることに、よっちゃんさんは大きく寄与されていると思います。これからもどうぞよろしくお願いします。

 毎回すばらしい写真ですが、今回のばら星雲もこれまた美しいです。まずは処理の念頭に「星の美しさ」を第一にしながら、その結果ふんわりと星雲が浮かんできたという感じに見えます。「やっぱり星ってきれいだな」と思えます。

 前置きが長くなってしまいました。実はひとつ質問がございます。当方、高橋FSQ106ED(ノーマルor645レデューサー)とSTL11000Mを使って撮影をしておりましたが、STLのノイズの多さに辟易し、このほどFLIのカメ
ラへ変えることを決めました。ここで迷っておりますのは、ML29050にするかML16000にするかです。いずれのレポートも「星空の牧場」でなめるように読み続けたのですが、どちらも一長一短があるのかと思いました。価格以外に。

 FSQはノーマルなら焦点距離530mm、F5.0です。レデューサーつきなら380mm、F3.6です。焦点距離的にはノーマルがイプシロンと近く、明るさ的にはレデューサー装着時がイプシロンに近いのかと思います。お忙しいところにいきなりご質問をする失礼をお許しください。こうした状況でのML29050、ML16000両者のメリット、デメリットを、経験者から見た視点でお教えくだされば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: 松林@青森 | 2013年1月18日 (金) 22時40分

松林さん、こんにちは。先日に続きご丁寧に書込みを頂き恐縮です。ありがとうございます。
ばら星雲はE200などの銀塩フィルムですと赤が多いので、あまり色味で悩むことはなかったのですが、デジタルの場合は他の色も出てくるのでどうしても迷いが生じますね。
今回は、デジタルで撮影した場合のばら星雲のスタンダードなイメージを色々迷いながら完成させました。

さて、カメラについてですが、ML16000と29050の両方使った私の個人的な意見を書かせて頂きます。
まず、焦点距離が300ミリ以内で常用されるのであれば、ML29050が良いと思います。
ご存知のことだと思いますが、F値に関係なく焦点距離が短いとどうしても星が小さくなりピクセルの収束が迫ってきます。
おそらくSTL11000Mの解像度ですと、短い焦点で星を撮った際、ピクセル等倍表示でかなり星が角ばって見えるのではないでしょうか。
なので645レデューサーの380mmですと、ちょうど悩むところではないでしょうか。
500mmともなれば、16000と29050の解像差はプリントレベルでは殆ど分からないでしょう。
ただ、11000と29050の比較ですと、プリントでもそれが分かると思います。
今後あまり短い焦点で撮る可能性がないのであれば、ML16000。カメラレンズも見据えたチョイスをするのであれば29050というところではないでしょうか。
あ、そうです。ML29050だとトリミング耐性が高いので、このバラ星雲のようにクロップ前提の撮り方も積極的に出来ます。
この辺りはML29050のメリットなのでしょうね。

あと、問題のノイズについてですが、両者比べるとML16000の方が少なくバイアスも美しかったです。
クラス2でしたが、ML16000のチップは素晴らしいですよ。
ML29050はそれに比べるとやや劣る、という程度ですが、いずれにしてもFLIのバイアス安定性やノイズの少なさは価格に見合うものがあると思われます。
私が使っていて一番違いを感じるのは、画質というよりも冷却性能ですね。
私はチップの結露防止であるADT(Anti Dew Technology)とゴースト抑制のMARウィンドウをオプションで搭載しています。(いずれも搭載をおすすめします)
このうち、ADTを搭載するとカバーガラス表面のセンサー長辺上下位置ぎりぎりにヒーターを貼付けることでフルサイズチップ冷却時の結露発生を防止するの
ですが、これと引き換えに冷却性能がおよそ5℃程度悪くなります。
16000も29050もADTを搭載してもらいましたが、29050は16000よりもさらに5℃程度冷えない感じです。
この時期ですと16000ですとセンサー温度−45℃は容易でしたが、29050は外気温が0℃だった場合-40℃程度となってしまいます。
ちなみにML8300は限界まで冷やすと−53℃程度とかになりましたが、これはチップのサイズ差が支配的なのでしょう。
ややこしく書きましたが、冷却性能やノイズ・バイアスの安定品質を重視するならML16000がオススメです。
対して、やや気になる部分があるとは言え、その辺りは多少目をつぶって解像度の限界性能を高めたいのであればML29050がいいと思います。

今僕がもし、どちらも持っていなかったらおそらくやはり29050を選ぶのでしょうが、それでも両機種の差はごく僅かです。
FLIのカメラは、どちらも優れものですよ!
一応念のため、カメラ発注時のオプションだけは工場のアッセンブリー後に追加・変更きかないので、慎重にお選び下さい。
国内では三基光学館がサポート体制を完備させ、安価に取り扱いを始めましたね。
私は直輸入での購入でしたが、国内でもこれなら良さそうですね。

以上、ご参考まで。

投稿: よっちゃん | 2013年1月19日 (土) 13時49分

おぉ~ついに完成しましたね。
私はこのバラはフィルム時代以来撮ってないのですが、非常に難しい対象だと思います。

よっちゃんさんの作品をみて真っ先に感じた事は、やっぱ星が綺麗なんですよ。
毎回の事ですが、星の写真なんですよね、よっちゃんさんの作品は。
星を生かした星の写真…
言葉にしての表現は難しいですが、そんな?感じです(笑)

来月新月期からは撮るもの無いですが、よっちゃんさんなら500mmで何撮ります?
晴れないのであんまり気にしてないのですが、もし晴れたら何撮ろうかな~なんて考えてます。

投稿: slo | 2013年1月19日 (土) 17時15分

sloさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ばら星雲は僕も今まで撮ってはきたのですが、今回長時間露出の素材を得たせいか、いつも以上に慎重に処理をしました。
色々見えてきた部分もあり、勉強になりましたよ。
本当に加減が難しいですね。

来月ですか、そうですね。撮って美しい対象がないので、本来遠征に行かず撮影技術向上に専念したり、普段預けられない
ような修理品などのメンテをする期間なのでしょう。
冬の対象はまだこれ含めて2対象しか撮ってないので、やはり何か1つはオリオン付近で撮ってみたいですね。
NGC2170なども撮影してみたいと思いますし、他に美しいエリアはわし星雲やM78付近とかでしょうけど、
天候も分からないですし、あまり期待していないです(笑)
M81付近の分子雲という手もあるのでしょうが、あの付近は面白みがなくって。

投稿: よっちゃん | 2013年1月19日 (土) 17時43分

 よっちゃんさんこんばんは。お忙しいところいきなりの初歩的質問に、懇切丁寧に説明をいただき本当にありがとうございます。実際に2機種とも使いこなされ、しっかりと熟知した経験者ならではの体験談、大変参考になることばかりです。何度も何度も読み返し、そして何度も何度も迷っています。機材を整えるときは、こうした迷いそのものも楽しいものですね。なんとももやもやしますけれど。

 焦点距離による星像の収縮は私も実体験として体感しております。STL-11Kの場合、FSQ106EDノーマルF5.0の状態だとまずまずといったところでしたが、これをF3.6にしてしまいますと、さすがに焦点距離400mm以下になりまして、微光星は明らかに「■」になっておりました。時折SIGMA150mmF2.8などに変えて遊ぶこともあるのですが、この場合はその傾向はもっともっと顕著に現れました。さすがに焦点距離150mmですと、STLでは明らかに無理があります。Web上で公開するくらいの解像度リサイズ、圧縮をすれば気づかないのですが、これをプリントにすると解像度と焦点距離がつりあっていないのだなと実感できます。

 FLIの冷却CCDは、貴ブログ(初代ブログ含め)を何度も何度も読みながら、いろいろと情報を整理していきました。ダークノイズが極めて少ないこと、バイアスも安定していること、そして冷却能力が極めて高いことなど、知れば知るほど魅力的に思えてきました。同時に分からないこともいろいろ出てきて、もっとしっかり知った上で機種変更に踏み切りたいと悩み続けておりました。

 解像度の違い、焦点距離とのかかわりについては、先の丁寧な説明で本当によく分かりました。当方でこれから使うと思われるのは
1)FSQ-106EDノーマル状態での撮影/F.L=530mm
2)FSQ-106EDレデューサーでの撮影/F.L=380mm
3)望遠レンズを取り付けての撮影/F.L=150~200mm程度まで
 この3種類でのシチュエーションを考えております。さらに1の場合、ピントをしっかりと管理してシャープな星像を得られるならば、ある程度のトリミングで対象物を切り取ることも考えられるでしょう。そうなると、やはりトリミングにも十分に耐性を持つのは解像度の高いもの、つまりML29050なら後悔はしないのではないかと自分なりに考えを整理しつつあります。

 SBIGのものもそうですが、それ以上にFLIのものは「高いな」と思うことが多々ありました。しかも取り扱い店が少なく、使い勝手や経験に根付いた体験談をあまり見つけられず、その性能や情報を十分に得られずにいました。そうした環境の中でも、このブログが私にとって「FLIがほしいなぁ」と思うのに、たくさんの情報を得られる重要なソースであったと思っています。改めて感謝申し上げます。お返事で頂いたとおり、今は三基光学さんでも取り扱いをはじめ、しかも安価(でもまだまだ高いけれど)に供給することを始めました。私がFLIに踏み切ろうと決心したのは、このことも大きな理由の一つです。今がチャンスだなと思ったわけです。

 今の時点でどうしたものかと思案していることは、次のとおりです。主にオプション的なものです。
(1)ウィンドウのマルチコート化/これはする方向で考えたほうがよさそうか。ゴースト発生源は極力抑えていきたい。
(2)結露防止対策/やはりヒーターを内蔵させていくべきか。冷却能力低下を心配して乾燥空気装置を使うのは、それだけでひと手間かかる。減らせる荷物は減らしたい。
(3)マウント/安価に済ませるならマウント60。ただしスケアリングもしっかり考えるなら、スケアリング調整可能なマウントか。ダイイチさんの見積もりでは10万円強。
(4)ガイド対策/これまでのセルフガイドから変更せざるを得ない。手持ちのFC-50をガイド鏡に、安価なオートガイダー入手の必要あり。コンパクトなST-iやRoadstarあたりか。10万以下に抑えたい。
(5)フィルター/貴ブログの検証が非常に役立ちます。ゴーストレスのアストロドン(インターライン)が最も今は適当なものか。

 こうしたことを整理しながらも、何度も何度も頭で考え悩んでいます。私は機種導入をするとき、どうしてもこうやって悩んでしまいます。慎重すぎるのかどうか。よっちゃんさんもこうして悩まれることはあるのでしょうか。

 長文になってしまい本当にすみませんでした。

投稿: 松林@青森 | 2013年1月19日 (土) 22時11分

松林さん、こんばんは。コメントを頂きありがとうございます。
松林さんのお役に立てたなら嬉しいです。
ご意見を拝見すると、ML29050に傾倒されているようですね(^^
ええ、どちらを掴んでもきっと満足されるとは思います。
私もそんなに細かいことは言いません。
感度もフルウェルキャパシティも、かつて3台使っていて何の違いも見出すことが出来ませんでしたからね。
解像度も同様です、悪いこと言えば、このML29050というカメラの解像度をフルで満たすカメラレンズは
今のところないのではないか?って思ってしまいます。唯一、TS-E24mmF3.5LⅡとかぐらいなのかなぁと。
ML16000の時代は、撮影地でPCにDLされた画像を等倍で見ても、よしOK!と精神衛生上気持ちのよいものでした。
四隅を見ても、多少光軸が狂っていても解像度と星像のバランスが良かったからでしょうね。
けど、ML29050のフルサイズ周辺はシビアですよ。神経質・完璧主義な方はモニターの100%ではなく75%表示
ぐらいで見るのがちょうど良いかもしれません。
ただ、ML29050で検出された光軸の甘さを、試しに11000の1100万画素にリサイズして見てみると、これが
全く分からないんです。四隅奇麗な点像なんですよ。
つまり、ある意味、シビアな方がより厳密に自分を追い込むには格好の兵器かもしれません(笑)
けど、松林さんはFSQなので光軸というか基本メンテフリーなので、その辺りのストレスはきっと感じないでしょう。
基本、スケアリング調整と温度変化によるピント追従だけに気をつけておけば良いのでしょうね。
私も以前105SDPを所有していたので、その性能の高さは良く存じ上げています。
645RDも相まって、実写がすごく楽しみですね!
このブログによく訪問して下さるsloさんという方が、まさにこのFSQ106ED+645RD+ML16000での撮影準備を
なさっています。

http://slo-slo.cocolog-nifty.com/blog/

あと、オプションですが、(1)のマルチコートウィンドウは必須です。必ずやった方がいいですよ。
(2)についても5℃の冷却効果Downとの引き換えに得られる安心感は計り知れないものがあります。
FLIのカメラは、普通にダーク減算すれば春夏秋冬問わず、輝点ノイズで何か困るという場面には出くわすことはありません。
(3)はちょっと悩みどころですね。RD側の接続径が分かりませんが、もしイプシロン180EDと同じ径(53mm?54mm?)
であれば、うちに転がっているものがあるのでそれを無償でお譲りします。
(4)はおっしゃる通りですね。小型でしっかりしたガイド鏡に最新のコンパクトでレスポンスの良いガイドカメラがあれば
万全でしょう。(5)については、私的にはアストロドンを強くお勧めします。ゴーストが出ないのはもちろんのこと、
従来私が使っていたIDAS製の色素系配合のゴーストレスフィルターよりGやBの感度が圧倒的に高いですし、何よりも
センサーの特性に合わせEシリーズ・Iシリーズの2種類が用意されており、ヒストグラム幅を適当に揃えただけで明らかに
カラーバランスが合わせやすくなります。このフィルターは是非手に入れて頂きたいです。

すみません、私の方が舞い上がり長文になってしまいました(笑)
今後も分からない部分があれば、気軽に聞いて下さい。
私も楽しみにしています。

投稿: よっちゃん | 2013年1月19日 (土) 23時32分

よっちゃんさんこんばんは。度重なる丁寧で分かりやすい説明、本当に参考になっております。ありがとうございます。

29050にやや傾いているくらいで、実は両者とも相当なる高性能機であろうと察していますので、いずれの機種を選んだとしてもきっと後悔はしないだろうと思っております。メーンになるのはFSQ106EDでの撮影ですから、この焦点距離なのであればおそらくML16000でも十分に満足が得られるだろうと、いただいた説明の中から感じています。あとは価格的なところも大きいです。

ただしいずれの機種も、特に三基光学さんの価格を見ると、私が物色し始めた頃よりもずいぶんと値段が下がったものだなと思いました。どちらにしても高価な品物ですが、きっと満足できると思われます。逆に使いこなせるだけの環境構築を整えるほうに精力を注いでいかなければならないかもしれません。

私は以前から反射望遠鏡の調整が苦手(と思っているだけかも)でしたので、屈折望遠鏡一辺倒のような気がします。105SDPもFSQ106も、FSQ106EDもと、これまでの主な変遷を省みると、やはり屈折でした。一時期ε180EDを手に入れたこともありますが、光軸調整でまったく手に負えず、手放してしまったことがあります。いずれにしても今のFSQ106EDがメーンとなるならば、16000でいくのも十分かもしれません。ご紹介いただきましたslo様のブログを拝見してもそのように感じたところです。

オプションについても懇切丁寧な解説をありがとうございます。
マルチコートウィンドウ、ヒーターの取り付けは確実に注文時にお願いすることにします。後からということがそうそうできない以上、最初からしっかりしておくことが不安要素を取り除くには最適だと思います。
フィルターについては貴ブログを何度も読んで、ぜひアストロドンでと思うようになりました。今まで何度もいろいろなフィルターを試し、チャレンジを続けてきた結果を拝見しただけで、よいとこ取りのようで恐縮です。
取り付けですが、実はε180EDとFSQは同じ規格です。もしご好意に甘えてもよろしいのであれば、ぜひともお譲りいただけたなら大変うれしく思います。

こうしてご意見、アドバイスを数回いただいただけでも、ずいぶん今まで迷っていたことが氷解していったように思います。大変ありがたく思っております。これからも差し支えなければ、ぜひとも情報交換させていただけたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: 松林@青森 | 2013年1月20日 (日) 01時15分

松林さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
そうですね、16000にしても29050でもFLIの回路設計が素晴らしいせいか、いずれもダークやバイアスノイズが少なく満足頂けると思います。
STL11000は当時を思えばセンセーショナルなカメラで、海外でもFSQと組み合わせて使っておられる方も多くセールス的に成功を遂げたモデル
だと思います。ただ、今の最新製品と比較するとDLスピードその他の性能でどうしても見劣りしてしまう部分は仕方がないですね。
セルフガイドチップがあるのは他のメーカーにはない大きな特徴で、これは素晴らしい点ですね。

三基光学の価格は、他の輸入代理業者と比べて良心的というかまともな価格設定ですよね。
以前より思っていたのですが、どうして同じカメラの大きさ・重さなのに、モデルによって価格がそんなに跳ね上がるのかと。
例えばML8300が国内70万円で海外OPTでは3895ドル(日本円換算でおよそ35万円)差額:35万円
ML16803が国内186万円で海外OPTでは9995ドル(日本円換算でおよそ90万円)差額:96万円
両者同じ大きさ・重さのボディーですよ。なぜ、100万円近くも上乗せするのかと。
保険云々とかサービスとか言いますが、僕はこんな数十万円の上乗せ分の恩恵サポートは一度も受けたことはありません。
差額35万円と95万円のそれぞれの差は60万円あります。このお金は一体、どこに使われるのでしょうね(笑)
やはり、今後は国内からFLIを買うなら三基光学でというのがベストではないかと。
それか、もっと安くというなら個人輸入の手段がいいのでしょうね。

取り付けはそうでしたか。
それは良かったです。
僕のマウント60ADはかなり使用感がありますが、住所を教えて頂ければすぐお送りします。
このパーツを土台に、今後どのパーツを使うのかを検討されるのが良いかと思います(^^

投稿: よっちゃん | 2013年1月20日 (日) 17時39分

はじめまして。大津市科学館です。
大変美しいバラ星雲の写真に感動いたしました。
地上からでもここまで美しい写真が撮れることにも大変驚きました。
大津市科学館ではプラネタリウムと天文ドームがあり、天文に関することを一般の方にも楽しんでいただこうと活動しております。
そこで少し相談させていただきたいことがあり、勝手ながらコメントを残させていただきます。
この科学館のメールアドレスに連絡をいただけるとありがたいです。
よろしくお願い致します。

投稿: 大津市科学館 | 2013年1月21日 (月) 17時45分

大津市科学館様、コメントありがとうございます。
私の写真を気に入ってくださってありがとうございます。
そちらは私の家から琵琶湖はさんで近くですよ。
対岸なのですぐ、泳いで行けます(笑)
メールしましたので、またお返事お待ちしています。

投稿: よっちゃん | 2013年1月21日 (月) 19時36分

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